【子育て教育コミュニティ『つみき』】立ち上げの背景!(文章)

【『つみき』立ち上げの背景(5/23報告ライブで伝えたい事)】

ライブで話しますが、大事な事を抜かしてしまいそうな気がするので、
話しているつもりで、今の思い(2021.5.22)と今後の活動についてここにしたためます!
(2021.5.22の動画→https://www.youtube.com/watch?v=7b6Lzs56XNk&t=14s


《はじめに》

変わらない目的。変わらない信念の為に、活動が変化していく。という話をします。

この変化は、未熟ながらも経験を重ね、めちゃくちゃ考えて、現時点で納得して、自分の意志で選んだ選択です。

・言葉足らずになる
・一方通行で伝えきれるものではない
・分かってもらおうとする事自体、エゴである

そんなことは分かっています。

ただ僕は知っています。
退職をした経験。起業を辞めてYoutuberになった経験から。

大切なものの為に表面の手段を変えると、
好きな人にさえマイナスの感情を抱かせてしまう場合がある事を。
そうなってから自分の思考を伝えても対話にはならず「いいわけ」となってしまう事も。
好きな人にマイナスの感情を向けられると深く傷つき、表現することが怖くなる自分を。

「その程度の友達なら仕方ないよ」
「年齢や成長と共に友人関係は変わっていくものだよね」

思いやりを伴って、そういった言葉もいただきます。
何度も何度も咀嚼して、頭では分かってます。
ただ、どうしても心が頷いてくれませんでした。

僕は好きな人を好きなままの自分でいたい
今の僕をつくってくれた、皆を好きなままの自分でいたいんです。
“大切な人が変わっていく人生”ではなく、“大切な人が増えていく人生”を生きていきたい。

だから、今回は、活動が変化する前に、
こういった形で皆さんにお話をさせていただく場をつくった次第です。
「好きな人には自分を知ってほしい」という自分の未熟な人間らしい感情を大切にする為に。
応援してくれた方々に誠実に生きていきたいという自分の生き方の美学を全うする為に。

皆さんがどう受け取るかを求める事はエゴだと思うので、
届ける事を目的に話していきます!

 

という事で、前置きが長くなりましたが、
本題に入っていきます。

 


《目的・教員を退職するまで》

僕の目指す社会は「1人1人が輝き合える社会」です。
僕の目指す教育は「1人1人が自分らしく成長し合える教育(幸せに生きる力を育む教育)」です。
僕の目指す教師は「子供が自分らしく成長できる環境をつくれる教師(幸せに生きる力を育める教師)」です。

このような考えにしてくれたのは、出会ってくれたあの子たちです!!

僕と出会ってくれた子供1人1人が、
たった一人のかけがえのない人格でした!
可能性に満ち溢れた宝物でした!!
1人1人の中に、間違いなく、輝いている光がありました!!!

本当に、本当に尊敬できて、大好きな子たちです。
今でも変わらずあの子たちを愛しています!

あんなに光り輝く可能性の塊を目の前にして毎日生活していく内に、
子供たち1人1人の中にある「光」を「信じ切れる」ようになりました!
算数が苦手、運動が苦手、相手の気持ちを察するのが苦手、たとえ暗がりの方が目に付いたとしても、(本来暗がりですらない)
その子の中に絶対にある光を信じ切って、暗闇に覆わせてはいけないと思いました!

でも、この「あたり前」が難しくなっている現実も目の当たりにしてきました

ある保護者は言いました。
「受験に落ちて公立に入ったから、どこか劣等感があって、子育てに焦ってました。」

ある保護者は言いました。
「周りが塾行って勉強してるから、うちの子も行かせた方がいいんでしょうか?」

ある教師は言いました。
「テストがあるから教えなきゃいけない。この知識本当にそんなに大事かな…。」

ある教師は言いました。
「苦手な子に理解させるのに必死で、子供たちを観てる余裕がない…。」  …etc

僕がここで言いたいのは、保護者や先生への文句ではありません!
ママもパパも先生も一生懸命なんですよ!!
子供の可能性を信じてるし、信じたいし、信じ切りたい!!!

 

でも、
子供のこと愛してるから、大好きだから、不幸になってほしくないからこそ、
テストや受験(画一化された物差しの比較)を無視できないのだと思いました。
受験制度という背景は無視できないものだと思いました。

実は、この受験制度をよりよくしようと、
文科省や経産省等、行政の人も含めて沢山の人が思考し、
少しずつ少しずつアップデートされてきています。

そのアップデートが推進されない背景もあります。
それは「変化に反応する社会全体の民意」です。

アップデートすればするほど、
大人たちが経験した事ない制度に代わっていきます。
すると、大人たちの原体験で経験してきた受験とは姿形が変わっていきます。
見えない暗闇になってしまうわけです。

大切な我が子を見えない暗闇に飛び込ませたい親がいますか?
多分少ないと思います。

では、暗闇を照らすためにはどうすればいいか。

それは、「自分事で考える」事です!

想像もできない未来の社会を生きていく今の子供たちに本当に必要な力は何か。
目の前のその子のために、本当に必要な環境は何か。
それを考えるという営みそのものが、少しずつ暗闇を晴らしていきます

専門的な話をしているのではありません。
本当に自分事で思いをはせるだけでもいいんです。

「教育」を学校のものにせず、
社会の皆のものになっていくだけで変わるんです。

 

つまり、結論。

子供一人一人が成長できる為には、親や先生の変化が必要。
親や先生の変化には、制度上のアップデートが必要。
制度のアップデートを推進するには、民意の変化が必要。
民意の変化の為には、教育がみんなの自分事になる必要がある。

僕は、教育がみんなの自分事になるきっかけをつくりたくて大好きな仕事を退職しました。

 


《退職後~Youtuberまで》

では、教育がみんなの自分事になるきっかけをつくる為にはどうすればいいか?

僕は、箔や実績が必要だと思いました。
何もなしてない、現場経験があるだけの人の言葉なんてどれも耳を貸さないと思ったからです。

なので、受験対策は一切しない「生きる力」に特化した塾を起業しようと思いました。
その事業が軌道に乗れば、教育者としても、経営者としても社会的な信頼が付くと思ったからです。

しかし、その考えを見直すことになります。

なぜなら、「すごい人」になる事に疑問をもったからです。

麹町中学校の工藤勇一先生の『学校の当たり前をやめた。』という本が沢山の人の読まれました。
また、「探求学舎」の宝槻さんという方は、情熱大陸という番組に取り上げられ、それもかなりの反響がありました。
お二人とも「社会的な箔を付けた上で、広くに発信をする」という、僕がやりたいことを目の前で実践してくださったんです!
僕は、ワクワクしました!!!
「沢山の人が影響受けてるぞ!」と思いました。

実際、そのお二人だけでなく、ここ数年で多くの素敵な方々が起こしたムーブメントは尊いもので、自分を含め沢山の方が影響を受けたと思います!!
もう本当に大尊敬ですし、社会に与えた影響の大きさは計り知れないほどです!!

ただ、厳しい現実も目の当たりにしました。

「うちもこんな学校だったらいいのに」
「こんな塾が近くにあればいいのに」
「分かるけど……」
こういった感想も多く耳にしたのです。

環境を憂う事や周りに求めることはあっても、自分事で考えている感じではなかったのです。
発信を受け取っても、アクションやマインドの変化を及ぼす影響を受けていなかったという事です。

これは僕にとっては、絶望する出来事でした。
だからこそ、すごい考えました。

そして自分の中でたどり着いたのは、
「すごい人」になる程、発信力は大きくなるけど、
一般的な多くの人にとっては別の世界の話に聞こえてしまう可能性が上がるという事です。
「発信力」と「影響力」は、順当には比例しないという事です。

現に僕も、世界的にすごい学者の発信よりも、
影響を受けているのは、何のエビデンスもない思ったことを表現してくれる、
身近な友達でした。

この「身近さ」というのは、自分事で考えるきっかけをつくる上で
大きなキーワードになりました。

なので、社会的箔もない、子どもを大好きなだけの普通の先生だった自分にこそ“身近さ”があり、提供できる価値があると思いました!
「すごい人」として、もう一枚のカードを目指さなくても、沢山の人が既に成しえて下さってる!
自分は“身近さ”を大切にしていこうと思いました!!
「すごい人」の声の届きにくい人たちに届けるボトムアップを担っていこうと思いました。

そして、身近な発信を考えた時に、
「時間的拘束が少ない」「自分のタイミングで見れる」「継続的に親しめる」
これらの要素を兼ね備えたYoutubeは、目的に対して最良と判断して、Youtuberになりました。

また、企画するイベントは、自分事で考えるきっかけにする為に、質を高める努力は惜しみませんでした。
無料だとしても、たくさん勉強し、試行錯誤し、本気でやってきました。
個別の相談も、徹底的に誠実に対応してきたつもりです。
どんなに時間使っても無料で対応してきました。

イベントの有料・無料も何度も何度も考えましたが、
コンテンツの価値を下げてしまう事になってしまう側面がある事も理解しつつ、
無料という形にこだわってきました。

全ては“身近”であるためです。

 


《Youtuber~今まで》

しかし、壁が立ちはだかります。

これは僕が未熟で努力不足を前提に置いた上での話ですが、
“身近”であろうとすればするほど、対等で無くなっていく場合があるという事です。

もちろん、身近であったからこそ出会えた方。
心で応援してくれた方。アクションとして応援してくれた方。
共にアクションしてくださった方。
本当に数えきれないほどの感謝も生まれました!!本当に、ありがとうございます!!

ただ、そのような方の多くが、既に課題意識があった方。
きっかけに引っかかるマインドがあった方が多いと感じています。

僕が意識していたボトムアップ層には、
情報が届いても「身近」にならないことが結局多かったという事です。
(人を判断してるように、偉そうに聞こえたらすみません。自分もクソ未熟な大前提です。)

これを痛感した出来事は、Youtubeやイベントではなく、
20件以上対応してきた個別相談の事例が正直大きいです。
ここについては具体的なエピソードは伏せます。

つまり、
「身近」であることは、自分事のきっかけになりえる方も多くいる一方で、
自分事にはならず「都合のいいもの」として消費されて終わってしまう側面がある。
という事です。

人生で初めて、限界が来ました。。。
「何で教えてくれないの?」「何で社会はこうなの?」と文句や愚痴としてHELPを求める方がいました。
「解決しました」と目の前の事実が解決して離れていったと思ったら、「助けて下さい」と再び目の前の火消し求め続ける方もいました。
そんなHELPに笑顔で応える心の隙間がなくなってしまいました。
応えられなくなった瞬間、潮が引くように離れていきました。刃を向けられることもありました。

「人の為に善いと思ったら自分が行動する!(僕の定義の偽善)」「GIVEした時点で、いただいている」
そうやって生きる喜びを感じていた自分。
そんな自分が分からなくなりました。

こんな自分の状態で、
人に考えるきっかけをつくれるわけない
どうにか虚勢を張ったとしても持続性が無いと感じました。
持続できない活動が応援されるはずもありません。

これまでの活動を後悔は一切してないし、感謝しかないけど、
変わらなきゃいけない時が来たんだと思いました。

 


《これから》

では、どうすればいいか。
改めて「教育が皆の自分事になるきっかけ」という目的と対峙して考えました。
今までの経験も振り返りながら考えました。

そして、次のような納得解を導き出しました!!

この2年間、様々な分野の方と関わり、活動してきて分かった事。

・“性”は、自分の心と体を学ぶものだから、“みんなの身近”になって欲しい。
・“発達障害”は、誰しももっている特性の話だから、“みんなの身近”になって欲しい。
・“児童虐待”は、愛ゆえに、無意識に行われる事もあるから、“みんなの身近”になって欲しい。
・“政治”は、私たちの生活そのものだから、“みんなの身近”になって欲しい。
・“林業”は、未来の環境を守る為にあって、“みんなの身近”になって欲しい。
・“保育”は、保育園だけでなく家庭と共にやっていく事だから、“みんなの身近”になって欲しい。
・“育児”は、家庭だけの孤育てだと限界あるから、相談しやすい社会の為にも“みんなの身近”になって欲しい。

例をあげたら、きりがないほどあります!!

私もまだまだ勉強不足ですが、わかった事は3つ。
「どの世界も美しい」
「《教育》は全てに通ずる」
「《みんなの身近》になって欲しいと共通の課題意識がある」
という事です!!!

ならば、
《みんなの美しい世界を教育で繋ぐ》
そんな活動が必要なのではないかと思いました。
(ここでいう“教育”とは、学校教育、家庭教育、社会教育、等、全ての教育です。)

みんなの美しい世界が繋がった時に、
それぞれの世界の輝きが増したり、新たな輝きが生まれたりすると思いました。
それは、教育を自分事で考えるきっかけにもなりえると思いました!!

なので、
分野や領域を超え、教育を横断的に捉え、世界を繋ぎ、アップデートする。
そのような活動を持続可能な形で推進していく為、皆さんが参画しながら、学び合える事業を立ち上げることにしました。

 

【子育て教育コミュニティ「つみき」】です!

      【つ】…繋ぐ
      【み】…皆を
      【き】…教育で
《学びあい 育ちあい》の社会を目指して

・子育てを「孤育て」にしない!
・教育を「学校だけのもの」にしない!
・子育て教育を多くの人の自分事に!!
職業/立場/領域…全ての垣根を越えて温かい繋がりと学びを積み重ねていくコミュニティです!

一緒に学びたい方、自分をアップデートしたい方、
自分の半径5メートルを幸せにしたい方、人の為に何かを発信したい方、社会の為に企画したい方、
そんな方々と活動していきたいです!!!

その為、「つみき」に関しては、有料のコミュニティにします。
これは、今後の活動の持続費であることはもちろん。
参画する方に学びの価値を色づける思いをもってほしいからです。

もちろん、「金出せば学びになる」そんな粗暴な事は思っていないので、そんな値段なんて飛び越えるほどの価値を創造し続けます。

『つみき』の会員の方は、開催イベントは基本は無料。
また、イベントを企画する際には全力でサポートします。
さらに、動画やセミナー記録など会員限定のコンテンツも準備しました。

という事で、Youtubeの発信は、定期的に行うライブ。
また、Youtubeを活用したイベントの際に更新していくという事になります。
重心をコミュニティの活動にしていきます

《みんなの美しい世界を教育で繋ぐ》
これが結果的に、子育て教育を自分事で考えるきっかけになる!

そう信じて、これからは活動していこうと思います!!
全ては「1人1人が輝き合える社会」「1人1人が自分らしく成長し合える教育(幸せに生きる力を育む教育)」の為に。


《おわりに》

そんな感じです!!
(こんな文章をここまで読んで下さったあなたは、もはや変態です!!笑 大好きです!! ありがとうございます!!)

という事で、皆さんにお願いがあります!!!
『つみき』のTwitter、Instagram、Facebookページ、下のリンクに貼ってあるので、フォローお願いします!!
そして、活動に共感ただける方は、ぜひとも一緒に学び合いましょう!!!
つみき会員になりたい方は、古内に気楽に連絡ください!!!
(連絡先一覧 https://linktr.ee/GizensyaSensei )
※コミュニティの詳細(活動内容など)は、こちらをお読みください。→ https://tsumiki-edu.com/

 

はい!!という事で、
1人1人が輝ける社会を目的に、
“子育て教育を皆の自分事に”する為に、世界を繋ぐことを積み重ねる活動にシフトしていくという話でした!!!

長々と聞いていただき、誠にありがとうございました!!!

 

 

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【子育て・教育】に正解はありません。1人1人違う個性や可能性があるから当然です。でも、愛するからこそ不安になります。“正解”が欲しくなり、“間違え”が怖くなります。だからこそ、ママ/パパ/先生/地域、立場や領域を超えて、社会のみんなで温かな心の繋がりをもちましょう!!互いを尊び合いながら、その時その時の「納得解」を考えましょう!親も先生も間違ってもいい。正解がないからこそ、間違えを恐れず、目の前のたった一人のその子と笑顔で向き合い続けましょう!愛をもって一生懸命考えている社会の大人の姿こそ、子どもの最大の教育資源です!!ワクワクしながら考えるカッコイイ姿を見せてやりましょう!!

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